企画書作成から記事の公開まで、インタビュー記事の作り方を紹介!

インタビュー記事の作り方を小田原市のデザイン・Web制作事務所solapenが解説

皆さんはインタビューをしたことはありますか? 学生時代に職業体験や社会科見学、OB訪問などで簡単なインタビューをした人は多いのではないでしょうか。

インタビュー記事は、思いや人柄などを読者に伝えやすく、重厚なインタビュー記事は読者からの信頼にも繋がります。

しかし実際のところ、社会人になると記者やライター、広報担当などの職種に就かなければ誰かにインタビューをする機会はなかなかありません。

インタビュー記事を作るのは、意外と大変な作業です。ただ質問することだけがインタビューではありません。この記事では、企画書作成から記事の公開まで、インタビュー記事の作り方を細かく解説します。

インタビュー記事制作の流れ

インタビュー記事を作るときの大まかな流れです。

  1. 取材依頼書の作成、アポイントをとる
  2. 事前準備
  3. インタビュー実施
  4. 記事の執筆
  5. 記事公開

インタビューの基本はこのような流れで行われます。インタビュー記事の完成までにはたくさんの人が関わります。ひとつひとつの手順を丁寧に進めてくださいね。それでは、順を追って詳しく見ていきましょう。

目次

取材依頼書の作成、アポイント

取材依頼書

取材依頼書というのは、インタビューの企画書のようなものです。企画書と区別せずに同じものとして扱う場合もあります。取材依頼書の作り方は様々ですが、ポイントは「あなたの話を聞きたい、あなたの思いを記事にしたい」という気持ちが伝わるかどうかです。

記述するべき項目は以下の通りです。

  • 取材希望日
  • 取材対象者
  • 掲載する媒体の詳細
  • 記事の企画内容やコンセプト
  • 大まかな質問内容

アポイント

取材対象者が社外の人の場合は、特に丁寧な取材依頼書を作成してください。内容が充実していればいるほど、本気度が伝わってアポイントもとりやすくなるでしょう。テンプレートを埋めるだけではなく、客観的に読んでみて取材依頼を受けたくなるかどうかをじっくり考えてみてくださいね。

取材依頼書とともにアポイントの連絡を入れる際も、なぜその人に取材したいのか、どのような記事を書いて、どのようなことを読者に伝えたいのかを具体的に記載し、取材したいという気持ちを積極的に伝えてください。

事前準備

インタビューの核は事前準備にあり

アポイントがとれたら、決定した取材日までに準備を進めます。実は、インタビューの核はこの事前準備にあります。

インタビュー記事は、情報の希少性や意外性が大切です。わざわざ話を聞かなくてもわかるようなことを記事にしても、読者は面白みを感じません。

面白いと思ってもらえるような記事を書くために、企業の基本的な情報や、取材対象者のプロフィール、などをあらかじめ頭に入れておかなければ、より深い話を引き出すことはできません。

ホームページや会社資料など、手に入る情報は全て書き出して、自分のわかりやすい方法でまとめておくとよいでしょう。取材対象者が過去にインタビューを受けていたら、その記事も必ず事前に読んでおくようにしましょう。

質問案を推敲&深掘り

下調べが終わったら、取材依頼の際に考えた質問案を推敲していきます。情報を集めれば集めるほど、聞きたいことがもっと出てくるはずです。聞くべきこと、聞かなくてもいいこと、時間が余れば聞きたいことなど、質問案を細かく整理しておきましょう。

インタビュー実施

当日の持ち物

いよいよインタビュー当日。準備をしっかりしていれば、心配することはありません。あとは忘れ物のないように。インタビューには必要不可欠なものがたくさんあります。録音機はもちろんのこと、相手の重要な言葉をメモするための紙と筆記用具。撮影も行う場合は、バッテリー満充電のカメラも忘れないように。

  • 録音機
  • メモ帳
  • 筆記用具
  • カメラ
  • 準備した資料など

流れに身を任せる

初対面の人と話をするのはとても緊張すると思います。しかしそれは相手も同じこと。自分の思いを誤解のないように伝えられるかどうか不安に感じているかもしれません。そのような取材対象者の緊張をほぐすこともあなたの役目です。リラックスしていないと深い話もできません。挨拶や自己紹介を終えたら、いきなり本題ではなく世間話などをしてみてください。

提出した質問案にはない質問をあえて最初にしてみるのもいいでしょう。あなたが興味深そうな相槌を打つことで、取材対象者は話すことに自信がつくかもしれません。

本題に入ってからも、質問案の内容ばかりを一方的に質問するのは避けましょう。取材対象者に上手く話してもらうために、「会話」することを心がけましょう。

話が脱線してしまっても大丈夫。すべて予想通りのインタビュー記事は、あまり面白くありません。インタビューでは、その場の流れに身を任せることも大切です。

インタビューが終われば、お礼を言って、今後の流れを伝えましょう。いつまでに原稿を書くのか、いつまでに修正するのか、いつまでに記事を公開するのか。予定をしっかり伝えてあげると、取材対象者も安心してあなたに執筆を任せられます。帰宅後はお礼の連絡も忘れずに。

記事の執筆

文字起こし

記事の執筆に向けて、録音した音声を文字に起こします。文字起こしのやり方は人それぞれですが、この段階では文体を整えたり、構成を変えたりする必要はありません。それよりもまずは、相手の言葉の癖や考え方の癖、会話のテンションなどを正確に文字にすることが大切だと思います。大変で時間のかかる作業ですが、丁寧に言葉を拾ってください。

その人らしさを文章で表現

起こした文字を元に、記事を書いていきます。インタビュー記事の形式は大きく分けて3つ。

対談形式(Q&A形式)
インタビュー記事と聞くとこの対談形式を思い浮かべる方も多いでしょう。口語のまま質問と回答を交互に並べていく形式です。そのとき何の話をしているのかがわかりやすく、取材対象者の人柄も伝わりやすいのが特徴です。

一人称形式(モノローグ形式)
取材対象者が自ら語っているイメージで、エッセイのような仕上がりになるのが一人称形式です。この形式も取材対象者の人柄を表現しやすく、よりメッセージ性の強い記事にすることができます。

三人称形式(ルポルタージュ形式)
ライターの視点で語るようなインタビュー記事は三人称形式と呼ばれます。ライターの思いや感想を入れ込みやすく、より客観的に取材対象者の魅力を表現することができます。

記事の内容や掲載する媒体に合わせて形式を選びましょう。インタビュー記事の主役はあくまで取材対象者です。その人の個性を文章の中で表現するように心がけて執筆しましょう。

記事の公開

記事が完成したら、いよいよ公開です。公開の前に先方への確認が必要な場合は、完成した記事を送付し、確認・修正を行ってから公開します。

公開後には取材対象者にもう一度お礼の連絡をしましょう。記事公開後はなるべく多くの人の目に留まるよう、拡散していきましょう。可能であれば取材対象者にも拡散をお願いするとよいでしょう。

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